Life Field Treatment - LFT -

ご利用規約

Terms of Use

ご利用条件

当方のウェブサイトをご利用いただく前に、以下のご利用条件をご覧いただき、
以下のご利用条件をご覧いただき、これらの条件に同意いただいたお客様のみご利用ください。
 

 著作権について

当方および当方の関係人物及び関係会社は、別段の定めがない限り、当方ウェブサイトに掲載される全ての
画像・音声および文章等のコンテンツ(以下「本コンテンツ」といいます)の権利者であり、
もしくは掲載する権利を有しております。
本コンテンツは自由に閲覧いただけますが、当方の文書による事前許諾がない限り、
私的利用など法律によって認められる範囲を超えて、いかなる方法・目的においても
使用(複製、改ざん、頒布などを含む)することは禁止されます。当方の事前許諾なしに
本コンテンツを使用した場合は、著作権法・商標法違反、肖像権・プライバシーの
侵害にあたる可能性がありますのでご注意下さい。
 

商標・その他について

当方ウェブサイトに掲載される商標、ロゴおよびサービスマークは、当方、当方の関係会社もしくは
当方にその使用を認めた権利者(以下「権利者等」といいます)に権利が帰属します。
権利者等に無断で使用することはできません。
 

リンクについて

当方ウェブサイトへのリンクは原則として自由です。但し、ウェブサイトの内容やリンクの方法によっては、
リンクを解消していただく場合があります。
なお、当方は、当方ウェブサイトへリンクを張っている第三者が運営する
ウェブサイト(以下「第三者サイト」といいます)の確認を行っておらず、いかなる保証もいたしません。
従って、当方は、当方ウェブサイトへのリンクに関連して発生したいかなる損害に対して責任を負いません。
リンクに関する注意事項当社ウェブサイトへのリンクについて、当方は、
次の内容が含まれるウェブサイトからのリンクは固くお断りいたします。

■公序良俗に反する内容
■諸法令に違反する内容
■反社会的な内容
■アダルトコンテンツが含まれる内容
■当方(関係会社を含む)または関係者を誹謗中傷する内容
■その他当方の芸術価値を毀損すると客観的に判断できる内容

 

当サイトへのリンクを張る際は、次の事項をお守り下さい。

■ブラウザの新しいウィンドウまたは全画面を切り替えて表示する方法でリンクすること
■不正の目的をもってリンクを張らないこと
■他者による当方ウェブサイトの利用を妨害しないこと

 

免責事項

当方は、当方のウェブサイトに掲載する情報に関しては、事前に内容を確認して、細心の
注意を払っております。しかしながら、それらの情報の正確性、最新性、有効性、安全性等に
関しましては、一切の保障をするものではありません。
お客様が当方のウェブサイトをご利用することで発生するいかなる損害・損失・トラブル等に関して、
いかなる理由に関わらず、当社は一切の責任を負うものではありません。なお、当方はお客様の
予告をせずに、情報・URLの更新・修正・変更・削除等、またウェブサイトの公開を
一時中止・閉鎖等することがあります。
これによりお客様に生じるいかなる障害に関しましても、当社は一切の責任を負うものではありません。
 

 
プライバシーの保護について

そのころわたくしは、モリーオ市の博物局に勤めて居りました。十八等官でしたから役所のなかでも、ずうっと下の方でしたし俸給ほうきゅうもほんのわずかでしたが、受持ちが標本の採集や整理で生れ付き好きなことでしたから、わたくしは毎日ずいぶん愉快にはたらきました。殊にそのころ、モリーオ市では競馬場を植物園に拵こしらえ直すというので、その景色のいいまわりにアカシヤを植え込んだ広い地面が、切符売場や信号所の建物のついたまま、わたくしどもの役所の方へまわって来たものですから、わたくしはすぐ宿直という名前で月賦で買った小さな蓄音器と二十枚ばかりのレコードをもって、その番小屋にひとり住むことになりました。
 
 
 

準拠法、所轄裁判所について

わたくしはそこの馬を置く場所に板で小さなしきいをつけて一疋の山羊を飼いました。毎朝その乳をしぼってつめたいパンをひたしてたべ、それから黒い革のかばんへすこしの書類や雑誌を入れ、靴もきれいにみがき、並木のポプラの影法師を大股にわたって市の役所へ出て行くのでした。あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち、地主のテーモ、山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、いまこの暗い巨きな石の建物のなかで考えていると、みんなむかし風のなつかしい青い幻燈のように思われます。では、わたくしはいつかの小さなみだしをつけながら、しずかにあの年のイーハトーヴォの五月から十月までを書きつけましょう。
 
 
 

免責事項について

五月のしまいの日曜でした。わたくしは賑にぎやかな市の教会の鐘の音で眼をさましました。もう日はよほど登って、まわりはみんなきらきらしていました。時計を見るとちょうど六時でした。わたくしはすぐチョッキだけ着て山羊を見に行きました。すると小屋のなかはしんとして藁わらが凹んでいるだけで、あのみじかい角も白い髯も見えませんでした。「あんまりいい天気なもんだから大将ひとりででかけたな。」
 
 
 

規約改定について

わたくしは半分わらうように半分つぶやくようにしながら、向うの信号所からいつも放して遊ばせる輪道の内側の野原、ポプラの中から顔をだしている市はずれの白い教会の塔までぐるっと見まわしました。けれどもどこにもあの白い頭もせなかも見えていませんでした。うまやを一まわりしてみましたがやっぱりどこにも居ませんでした。